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2008年11月21日金曜日

Ubyk





Ubykはアメリカのカリフォルニアのバンドだ。

http://www.myspace.com/ubyk

Matryoshikaという曲がお薦め。

Ubykからのメッセージによると:

"We love Radiohead, though our sound is different (which is good cause no-one can/should sound like Radiohead) and at this point maybe a little simpler... but we do share a similar aesthetic in that we write pop songs that have a little twist and believe in experimentation and interesting arrangements"

ということで、Radioheadから影響を受けているようだ。違うと言えば違うが良い意味で、特に実験的な感じがするところが似ていると思う。

Radiohead好きは、一度聴いてみる価値はあるだろう。

個人的にはRadioheadよりも聴きやすい。

2008年4月2日水曜日

Indie Review - Tinariwen




今日紹介するTinariwenというバンドはかなりレアだ。

http://www.myspace.com/tinariwen

なんとマリ共和国のブルースバンド(?)だ。

マリ共和国は広辞苑によると次の通りだ:

「アフリカ北西部の共和国。旧仏領スーダンの内陸国。1960年独立。面積124万平方キロメートル。人口1079万(1995)。首都バマコ。」

MySpaceにはメンバーと彼らの生い立ちについて次のようにある:

It's often said that every Touareg in the southern Sahara is a member of Tinariwen, such is the reach and importance of the band in their home territory.

It’s true that dozens of different people have played, danced and sung with the band during their long history.

Various crucial participants in the Tinariwen story are now for various reasons no longer permanent fixtures in the band.

These include founder member Inteyeden, who died of a mysterious illness in 1994, legendary rebel and fearless desert groover Kheddou, who along with rhythm-guitarist extraordinaire Djarra have now formed a new band called Terakaft (‘The Caravan’), singer Wounou Wallet Oumar, sister of Mina, who died of a kidney infection in 2005 and bassist Sweiloum, who is taking vacation from music.

興味深いのは最後のパラグラフだ。

どうやら創立メンバーが謎の死を遂げているらしい。


さらにプロフィールには次のようにある:


The Tinariwen story is already well marinated in startling myths; fierce nomadic desert tribesmen toting guns and guitars, Ghadaffi’s poet-soldiers spreading their gospel of freedom throughout the world, turbaned rock’n’roll troubadours, Stratocaster on one shoulder, Kalashnikov on the other, 17 bullet wounds and rawest desert blues on earth.

現地では伝説的なバンドなのかもしれない。

やはり、戦争や紛争で揉めている地域では、ロックが生き生きしているように思える。

現在の先進国ロックがぱっとしないのは昔より平和になったからなのかも。

視聴を聴く限り、民族音楽とロックの融合という感じだ。

インドや他のエスニックな国とはまた違う味があると思う。

Keep Music Evil

2008年3月31日月曜日

Indie Review - Desperado



今日はルーマニアのトランシルヴァニアで活動しているカントリーロックバンドであるDesperadoを紹介する。

http://www.myspace.com/desperadocountry

MySpaceの一言の欄には次のようにある:

Country Rock Made In Transylvania


カントリーロックと言えばアメリカが浮かぶが、彼らが言うのはトランシルヴァニア産のカントリーロックということか。

視聴を聴いても、何か新しく新鮮なカントリーミュージックが聴ける。

メンバーは5人で次の通り(写真では6人居るような):

Sandy "The Gun" Deac - lead vocal, acoustic guitar
Laci "Indiana Jones" Kovacs - guitar
Vlad "P.G. Suckermann" Spatar - bass, backing vocal
Ovidiu "Zozo McHorny" Horneac - keyboards, backing vocal
Ovidiu "Chico Mendez" Cristian - drums

Oviduが二人居るのは血縁関係か何かか(?)

カントリーロックファンとくに要チェックだ。

Indie Review - Pogodno



今日はポーランド共和国のオルタナバンドのPogodnoを紹介する。

http://www.myspace.com/hajl
http://www.pogodno.pl/

写真を見ても分かる通り、不思議な雰囲気を持つバンドだ。

メンバーは4人で次の通り:

Jarek Kozlowski - drums, vocal
Marcin Macuk - rhodes, vocoder, vocal
Michael Pfeiff - bass guitar, vocal
Jacek Szymkiewicz - guitar, vocal

全員で歌えるらしい。

視聴を聴いてみると、Beckのように楽曲の中に遊び心が見られる。

ポーランド語で歌っているので何を言っているのか見当もつかないのだが、ポーランド語独特のイントネーションや響きが心地よい。

さらに、MySpaceのプロフィールの欄には次のようにある:

In the last 4 years we have recieved nominations for the Fryderyk Awards (The Polish Music Industry Awards) as the 'best alternative music band'.

どうやら、ポーランド版グラミー賞のようなのを受賞したようで、ポーランドでは結構メジャーなのかもしれない。

ポーランドに行ったら聴いてみたいバンドだ。

2008年3月30日日曜日

Indie Review - The Quarter After



今日はサイケデリックロックバンドのThe Quarter Afterを紹介したい。

http://www.myspace.com/thequarterafter

アメリカのロサンゼルスで活動しているバンドである。

どうやら、メンバーの中にはThe Brian Jonestown Massacre(以後BJM)の元メンバーであるロブカンパネラが居るようだ。

新しいバンドなのだが、古い曲に聴こえてくるのが不思議である。

逆に古い曲の乗りなのに新しい曲にも聴こえてくるのである。

どうやら、BJMの他にもSpacemen 3、The Birds、The Warlocks, Jesus and Mary Chainなどからも影響を受けているようだ。

今後の活躍に期待だ。

Indie Review - Spindrift



今日はアメリカのサイケデリックバンドのSpindriftを紹介したい。

http://www.myspace.com/thewest

バンド名を直訳すれば「砂煙」、アメリカ西部の西部劇を感じさせる。

実際にバンドのサウンドタイプ的にはサイケデリック+カントリーのようだ。

それはMySpaceの影響を受けた音楽の欄を見ても分かる:

Carnival Music, Vampire Soundtracks (Anthony DiLorenzo), Norwegian Classical Folk Music (Grieg, Tviett, etc...), Swamp Blues (Lonesome Sundown), Spaghetti Westerns (Morricone, Nicolai, Johnny Western), The Doors, Mexican Classical (Manuel De Falla & Sylvestre Revueltas, early Marimba Music, Moorish Gypsy Music, Flamenco), Rennaisance Music, Outer Space, L.S.D., Henzig and ICE-T O.G.

中にはNorwegian Classical Folk MusicやMexican Classicalという珍しいジャンルも挙げられている。

また、プロフィールの一節には次のようなことが書かれている:

We have a song for the lone star that shines across this desert wasteland...

どうやらウェスタンな印象を感じられたのは間違いじゃないらしい。

ロック+サイケ+西部劇というコンセプトが何とも面白いと思う。

2008年3月29日土曜日

Record Review - Bitter Sweet Symphony #2 / The Verve



今日はThe Verveの名曲Bitter Sweet Symphonyのシングル紹介したい。

昨日柏のディスクユニオンをうろうろしていたら発見したので買ってみた(¥315)。

収録曲は:
1. Bitter Sweet Symphoney - Extended Version
2. So Sister
3. Echo Base

中でもこのシングルで注目したい箇所はBitter Sweet Symphonyの拡張版が収録されているところだ。

収録アルバムのUrban Hymnsのは5:58であるのに対し、この拡張版は7:53である。

何処が長くなったのかと言うと、最初のストリングスの部分と最後が長くなっている。

(たった2分ぶん長くなっただけでもファンとしては聴いてみたいものだ)

残りの2曲も未収録曲なので、このシングルを見つけたら買いだと思う。

ちなみに、今回紹介したのはバージョン2であるが、iTunes Storeではバージョン1が販売されており、収録曲にも違いがあった。さらに、このバージョン1はiTues Plusなので音質が格段に良い。

2008年3月28日金曜日

Indie Review - USA for LSD



今日はアメリカのカリフォルニアのサイケデリックバンドであるUSA for LSDを紹介したい。

http://www.myspace.com/usa4lsd

バンド名にLSDが付くだけで、サイケデリックやヒッピームーブメントを彷彿とさせる。

MySpaceの影響を受けた音楽の欄には次のようにある:

Grateful Dead, Jimmy Hendrix Experience, Brian Eno, My Bloody Valentine, Velvet Underground, and so on.

視聴を聴くと、Brian Enoのようなインストゥルメンタルな曲が印象的だ。

プロフィールの欄にはドラッグと音楽の才能についての自分たち考えを書いていることからみると、彼らはドラッグをきめして曲作りをしているのかも知れない。

そういわれてみると、確かに普通の感覚では思いつかないような曲に聴こえてきた。

体を壊さないで頑張ってほしい。

Keep Music Evil

2008年3月27日木曜日

Indie Review - Dubosmium



今日は日本では結構珍しいモロッコのカサブランカのインディーズバンドDubosmiumを紹介する。

http://www.myspace.com/dubosmiumziks

日本人にとってはDubosmiumという響きがまず不思議というか異様だ。。(写真も不思議。。)

モロッコといえば、ブライアンジョーンズが生前現地の人たちとレコーディングをした場所だ。さらに、彼がキースリチャーズに彼女を奪われ置き去りにされた場所でもある。

モロッコはフランスの植民地だったのかMySpaceのプロフィールがフランス語で解読できない(自分の勉強不足)。

とりあえず、視聴を聴いてみた。

モロッコ版Boards of Canadaというと少し分かり易いかもしれない。

といってしまうとBoards of Canadaを知らないと困るのでもう少し感想を述べるが。

現地の楽器を使ったようなインストゥルメンタルを演奏しており、ヒンドゥーのインドの音楽とは違ったイスラムの雰囲気を漂わせている。

イスラムの音楽はお経に通じるものがあるのだろうか、何となくイスラムのお経っぽいとこも感じられる。

ブライアンジョーンズが生きていたらこういう音楽を作っていたのかもしれない

Salaam.

Indie Review - Misty Morning



今日はイタリアのロックバンドであるMisty Morningを紹介したい。

http://www.myspace.com/mistymorningdoom

メンバーは以下の3人+1(?)である:

Luca Moretti: Guitar&Vox
Massimo Vendittozzi: Bass
Francesco De Dominicis: Drums
+
Jellotron: Jellotron

MySpaceの視聴を聴く限り、スローテンポでヘヴィーなロックを演奏している。

イタリア版のごついメタリカのような感じだ。

なので、メタリカとかメガデスなどが好きな人は結構気に入るのではないだろうか。

また、近々来日するらしいのでコンサートを見に行けたら良いと思う。

さらに、Martin Popeという名の新しいEPをリリースするらしいのでこれにも期待だ。

Keep Music Evil

2008年3月26日水曜日

Indie Review - Madam Jarli



Madam Jarliはロシアのピーターズバーグのインディーズバンドだ。

http://www.myspace.com/madamjarli

メンバーは:

Albert Musin (guitar|vocal)
Artur Musin (Bass-guitar)
Vova Zherebcov (drums)
Rost Livanov (guitar|vocal)

の4人だ。

MySpaceの視聴では4曲を聴くことができる。

ロシア語(?)なのでなんと歌っているのかは分からないが、曲自体は悪くない。1曲目はギタープログレの様な感じもする。

自分は未だロシアのロック特有の特徴とかがつかめていないが、他のロシアン・バンドも見つけて他の国のと聴き比べてみたい。

(このバンドはUKよりもUSっぽいような感じがするが)

他にロシアのバンドを知っている方が居たら教えてほしい。

Indie Review - Deadmans Danceband



Deadmans Dancebandはイギリスのウェールズで結成したサイケデリックバンドだ。さらに、フランスのパリでも活動しているようだ。

http://www.myspace.com/deadmansdanceband

MySpaceのメンバーも影響を受けた音楽の欄も万華鏡の様なビデオ映像で何も表記されていないので、写真と映像と音源がから分析してみなければならない。

とりあえず、無料でダウンロードができる音源から聴いてみると、Grateful Deadを思い起こさせるフォークでサイケなロックである。

さらに、映像と写真からはヒッピームーブメントを彷彿とさせる。

どうやら、このバンドはGrateful DeadなどのサイケデリックバンドやThe Pink Floydなどのプログレッシブバンドから影響を受けているようだ。

Grateful Deadファンの自分としては、とてもつぼにはまったバンドであるので今後の活躍に期待したい。

Keep Music Evil

Indie Review - The Orange Alabaster Mushroom



今回はカナダのオンタリオ出身のロックバンドであるThe Orange Alabaster Mushroomを紹介したい。

http://www.myspace.com/theoam

バンド名を直訳すると「オレンジの滑らかなキノコ」である。

なんだか、マジックマシュールームを彷彿とさせるネーミングである。

また、サイケな写真を見る限りでも普通のバンドではない感じがする。

MySpaceに表記されているメンバーは次の5人である:

Greg "Grog" Watson - vocals, guitar, organ
Gord Mylks - guitar, vocals
Mark "Fuzzy" Fraser - drums
Ryan Bol - organ, vocals, guitar
Andy Shurvell - bass

ヴォーカルとギターが3人ずついるのが分かる。さらに、オルガンも居るところも珍しい(しかも、2人いる)。

さらに影響を受けたアーチストを見てみた:

The Pink Floyd | Syd Barrett | Pretty Things | Soft Boys | Robyn Hitchcock | Electric Prunes | Byrds | Chocolate Watch Band | Dukes of Stratosphear | Kaleidoscope | Move | Tomorrow | 13th Floor Elevators | Love | Monkees | Rolling Stones | Them | July | Kinks | Zombies | Smoke | Status Quo | Bee Gees | Beatles | Donovan

個人的に13th Floor Elevatorsと Zombiesが挙げられていることに注目したい。

いつか紹介したいが、13th Floor Elevatorsは伝説のサイケデリックバンドであり、多くのバンドに影響を与えている。

さらに、Zombiesはネーミングにセンスが感じられないが、イギリスのバンドで'60sの才能あふれるバンドだった。

次に視聴を聴いてみた。

自分は上記で13th Floor ElevatorsとZombiesに注目してしまったので、その2つのバンドの影響をどうしても主に感じてしまうが、聴く人が聴けばThemとかThe Pink Floydも浮かぶのかもしれない。

オルガンの音色がとても印象的なバンドである。

Keep Music Evil

2008年3月25日火曜日

Indie Review - Relief Maps




今日はカナダのインディーズバンドRelief Mapsを紹介したい。

http://www.myspace.com/reliefmaps

メンバーは5人で以下の通り:


Katie Duross
Luke Duross
Dusty Dewan
Kevin Regan
Nic Comeau

また、MySpaceの紹介の欄には次のようにある:

Relief Maps are a modern rock combo bound together by family, friendship and insurmountable debt.

どうやらKatieとLukeは家族のようだ。

さらに、彼らのEPが5カナダドルでネット販売されている。

MySpaceでは、そのEPに収録されていると思われるStamp Out FatigueとDon't Czech Conquerという2曲が視聴できる。

とりあえず聴いてみると、オルタナティブロックとニューウェーブな感じの曲だ。

この2曲は無料でダウンロードできるので、興味がある方はMySpaceをチェックだ。

Record Review - Pattern Skies EP / The Greenhornes



The Greenhornesはアメリカのオハイオ州で結成されたバンドだ。

MySpaceではロック、ガレージ、ソウルが彼らのジャンルとされているが、個人的にはThe WhoやThe Kinksなどのモッズもあると思う。

http://www.myspace.com/thegreenhornes

メンバーは3人で以下の通りだ:

Craig Fox
Patrick Keeler
Jack Lawrence

この内、PatrikとJackはThe White StripesのJack WhiteとBrendan Bensonと共にThe Raconteursをサイドプロジェクトとして結成した。

さらに、彼らの曲は映画Broken Flowersで2曲程起用されている。

自分はThe Racanteursから彼らの存在を知り、Pattern Skies EPをiTunes Storeで購入した。

このEPの中にはThe White StripesがEPでカバーしたShelter of Your Armsが含まれている。

個人的にはもっと評価されても良いバンドだと思う。

The Raconteursのあの重厚な音もJack WhiteのギタープレイよりもむしろThe Greenhornsのドラムとベースに支えれているようにも思える。

iTunesを見る限り、結構アルバムをリリースしていたのでファーストから聴きいて行きたいと思う。

Indie Review - The Dø



The Doはフランスのフォークロックバンドだ。

http://www.myspace.com/thedoband

メンバーはOlivia B.MerilahtiとDan Levyの二人で、The Whtie StripesやThe Killsのような2ピースのバンドである。

主にヴォーカルを歌っているのは女性のOliviaの方だ。

曲調はユニークで子供のコーラスがバックで入っていたり、色々な楽器の音がする。

MySpaceの影響を受けた音楽の欄には次のような多彩なアーチストが挙げれている:

Kiss The Change, Bela Bartok, Jimi Hendrix,Thelonious Monk, Ella Fitzgerald, Nico, Igor Stravinsky, The Who, Bird, The Last Poets, Coltrane, Bjork, Monte !, Muddy Waters, Bo Diddley, Mingus, Eminem, The WuTangClan, Lauryn Hill, Betty Davis, Queen, The Beatles, Tom Waits, Art Pepper, Toumast, Frank Zappa, Young marble giants, Duke Ellington, The White Stripes , Peaches, Michael Jackson, BECK, Joanna Newsom, Patti Smith..

視聴を聴いているとなんとなく上記のバンドのいずれかと似ているとこもあるような感じがしてくる。(Beckはありそうだが、Frank Zappaの面影はないような。。)

フランスに行ったらぜひコンサートに行ってみたいバンドだ。

2008年3月24日月曜日

Indie Review - Weird Owl



今日はアメリカのサイケデリック・ロックバンドのWeird Owlを紹介する。


http://www.myspace.com/weirdowl


Weird Owlを日本語訳すると「気味の悪いフクロウ」(?)となる、確かに写真を見ても分かる通り、不気味というか不思議というのか、サイケに彩られたフクロウである。

(ハリーポッターのペットの白フクロウとは似ても似つかない)

しかし、この色使いこそサイケデリック音楽の象徴というのだと思う。

MySpaceの影響を受けた音楽の欄には次のようにある:

Molten interiors of blazing suns and blood that spills from cracked planets. The humming and whirring that surrounds all beings. The map of the cosmos transposed on the body of man. Metaphysics, dig?

宗教的というのか哲学的な思想から曲作りをしているようだ。

視聴してみる限り、サイケデリックファンやThe Brian Jonestown MassacreやDead Meadow辺りが好きな人は、結構気に入ると思う。

Keep Music Evil

Indie Review - Miranda Lee Richards



「この美人は誰だ」と思った人も居るかも知れない。

Miranda Lee Richardsはモデル出身のシンガーソングライターだ。

モデル出身というの歌手というとThe Velvet UndergroundのNicoを彷彿とさせるかもしれない。

実際、Miranda Lee Richardsは一時的にThe Brian Jonestown Massacre(以後BJM)に所属していた。

Anton Newcombeも、もしかしたら、MirandaをBJMのNicoとして見ていたのかもしれない。

(Anton Newcombeと曲作りをしている姿は想像できない。。。)

Mirandaもまた売れ線にとらわれずに独自の音楽を生成しているアーティストの一人である。

http://www.myspace.com/mirandaleerichards

最近のクリスティーナなんとかとか、ブリトニーなんとかよりもずっと歌唱力があり、曲も容姿も綺麗である。(さらに、気品がある)。

楽器も自分で演奏しているようだ。

というか、インディーズとしてレビューするのが失礼なような。(MySpaceではメジャーになっている。)

彼女もまた、BJMを抜けて古巣よりも売れメジャーに成りつつあるアーティストの一人である。

Keep Music Evil

2008年3月23日日曜日

Indie Review - The Year Zero




The Year Zeroはアメリカの不思議な雰囲気を持つバンドである。

写真を見ても分かると思うが、どこかファンタジックで空気(?)のような曲を作っている。


http://www.myspace.com/theyearzero


メンバーは5人で以下の通りである。

Rodney Sellars
Lili De La Mora
Alex Villanueva
Jennifer Galdean
Chris Clawson

さらに、自分たちの曲作りについて次のように記している。

Inspired by the sun, moon, stars and all that moves and happens inbetween.

彼ら放つ独特な世界観は月や太陽から影響されているようだ。

最近、このようにオリジナリティを持つバンドが減ってたように思える。近頃の売れ線バンドはどれも同じように聴こえてしまう傾向がある。

そんな中、こういうレコードの売り上げにこだわらないオリジナリティ溢れるバンドがインディーズとして活動していることには嬉しく思う。

彼らの将来に期待したい。

Indie Review - Nitro



本日紹介するNitroはAndieid同様イタリアのロックバンドだ。


http://www.myspace.com/initro


視聴を聴いて感じることは、イタリアのロックも英国に劣らず結構レベルが高いということだ。

レーベルには属していないようなのでインディーズとしてレビューしているが、本当にインディーズなのかと思う程だ。

MySpaceを見ると分かるように、ジャンル欄にはRock / Classic Rock / Bluesとあり、影響を受けたアーティストの欄にはOasisやAC/DC、Offspring、Policeの名が挙げられている。

個人的にはOasisとQueenとAC/DCの影響が強い感じがする。

というのもQueenみたいな曲があるなと思っていたら、Queenのcrazy little thing called loveという曲のカバーだった。

さらに、AC/DCみたいな曲も聞こえるなと思ったら、Highway To Hellもカバーしていた。

QueenとAC/DCのファンは一度良質のカバーを聴くつもりでチェックしてみると良いかも知れない。

イタリアンロックには今後もチェックしていきたい。

Keep Music Evil

Indie Review - Diego Peralta



Diego Peraltaはチリ共和国のバンドだ。


http://www.myspace.com/diegoperaltasolista


Diego PeraltoのBlog
http://diegoperalta.blogspot.com/

MySpaceのジャンルの欄にはRock / Pop / Countryとなっているが、視聴を聴く限りCountry調の曲が主である。

スペイン語なので歌詞は分からないが、スペイン語独特の響きが英語の曲とは異なる雰囲気を出していて、聴き入ってしまう。

日本人にとって珍しいチリのバンドを遠くのから応援したい。

2008年3月22日土曜日

Record Review - The Comfort of Madness / Pale Saints



Pale Saintsは最も再評価されて良いバンドだ。

http://www.myspace.com/bandnamepsaints

'90sのシューゲイザーブームが去ると共に表舞台から消えてしったように思える。

確かに、リーダーのイアンが少し変わり者で、レーベルや雑誌編集者を困らせたこともあっただろう。

バンド解散後、イアンが日本に住んでいるという噂があるにしても。

The Comfort of Madnessの完成度の高さはMy Bloody ValentineのLovelessに次ぐと思う。

(↑マイブラのファンには怒られるかも)

Pale Saintsを聴いたことがな人は一度聴いて見るべきだ。

聴かずに居るのは損だ。

My Bloody Valentineが奇跡の再結成した2008年。

Pale Saintsも奇跡を起こしてくれないだろうか。

2008年3月21日金曜日

Indie Review - Oblisk



今回はObliskというバンドを紹介したい。

http://www.myspace.com/oblisk

Obliskはアメリカのデトロイドで活動しているバンドだ。

曲調的にはサイケデリック + シューゲイザーな感じである。最近ではネオゲイザーとか言うのかもしれない。

デトロイドは良質なロックバンドを育むようで、他にもKissやThe White Stripesなどもデトロイド出身だ。

バンドのメンバーは5人で以下の通りである。

[Asim Akhtar]
[Roy Elturk]
[Nick Baran]
[Kyle Babcock]
[Sara DaSilva]

リーダー(?)のAsimからのメッセージによると、今週中に彼らのCDが発売されるようである。

(ちなみに、Asimの家族はパキスタンに居るらしい、パキスタン人なのだろうか)

(MySpaceでメッセージを送ると、律儀に返信してくれる精神が良い)

MySpaceの視聴を聴く限り、エクスペリメンタルな曲が多く、独自の世界観を作り出している。

これからも注目すべきバンドである。

Indie Review - Andiedi




今日はイタリアのインディーズバンドAndiediを紹介したい。

http://www.myspace.com/andiedi

日本では、イタリアのバンドというだけで物珍しさを感じる。

もしかすると、ロックの本場であるイギリスのバンドではないだけで少し見劣りしてしまう人も居るかもしれない。

しかし、このAndiediというバンドはそういうイメージを払拭するくらいの演奏をしている。

曲調的にはGarage、Psychedelic, Bluesのような感じだ。

The Brian Jonestown MassacreやThe White Stripes、'60sのサイケデリックバンドや、The Kinksなどから影響を受けているように思える。

まだ、できたばかりのバンドのようで、CDも出していなく、MySpace上で楽曲を提供している。

将来が有望なバンドであることは、彼らの楽曲を視聴すれば誰もが感じるかもしれない。

日本でもイタリアン・ロックが流行ることを期待したい。


Keep Music Evil

2008年3月19日水曜日

Record Review - Lets Go To The Sea / Brian Glaze



Brian GrazeはThe Brian Jonestown Massacre (以後BJM)から離脱しソロ活動を行っているインディーズアーティストの1人だ。

彼と本作のLets Go To The SeaはiTunes Storeで発見した。彼はどうやらBirdman recordと契約を結んだようで、Anton NewcombeのレーベルKeep Music Evilには属していないようだ。

さっそく購入して聴いてみると、BJM独特のあのサイケデリックなドローントしてグネグネした音が聴こえてくる。

作品中に明らかにBJMの影響をフルに受けていると感じさせる彼は、最近注目されつつあるBJMの血をひくアーティスト達の1人だ。

MySpaceではBrian Glaze最近の曲を視聴できる。http://www.myspace.com/brianglazeusyahoocom

BJM街道まっしぐらの人は、ちょっと寄り道して聴いてみると良いかもしれない。

2008年3月18日火曜日

Record Review - Love Is Forever / Sky Parade





今回紹介するのはSky Paradeというバンドである。

曲調的には、The VerveとSpiritualizedを足してPrimal Screamで割った様な感じのバンドだ。

L.A. Timesでは、

"A joyride of dense, churning guitars that
sounds like Primal Scream getting Spiritualized!"

だとか、

"LOVE IS FOREVER figures to hit the spot for fans of
British psychedelia, or anybody else who misses the Verve!"

と称されており、数多くのインディーズバンドの中でも一目置かれているのが分かる。

自分はiTunes Storeで2作目のLove Is Foreverを購入して、聴いてみたが全体的にSpiritualizedのように綺麗な曲が多く、聴き易いアルバムだった。

さらに、注目すべき点はあるメンバーの出身バンドにある。

というのも、メンバー1人のTommy DietrickはThe Brian Jonestown Massacre(以後BJM)の元メンバー なのである。

Black Rebel Motorcycle ClubやThe Warlocksなどの大物バンドも同様に元BJMメンバーから形成されたバンドである。

BJMは過去に40人以上のメンバーの移り変わりがあり、BJMから離脱したメンバーはそれぞれ新たなバンドを組んでおり、その内の幾つかはとても有名になっている。

Sky ParadeもそんなBJMの息がかかったバンドの一つで、確かに曲調的にみてもBJMの影響が感じられる。

といっても、BJM自体がSpacemen3から派生したSpiritualizedから影響を受けているため、BJMに似ている=Spacemen3やSpiritualizedに似ていると言っても良いだろう。

MySpaceでは彼らの曲を幾つか視聴できるので、ぜひ聴いてみてほしい。

http://www.myspace.com/skyparade

お勧めは、I Feel Surrealという曲だ。イントロのストリングスがなんだか、RideやThe Verveを彷彿とさせるかもしれない。

2008年3月16日日曜日

Record Review - My Bloody Underground / The Brian Jonestown Massacre



ついにThe Brian Jonestown Massacre (以後BJM)の新作がCD化される。

「CD化」というのも本作はTorrentにて無料で配信されている。http://www.torrentbox.com/torrent_details?id=128225

そのため、購入する必要も無いのだが、ファンとしては今後の活動を願い、CDを購入して金銭的な援助がしたい。

新作の名前は"My Bloody Underground"である。

このタイトルからも察することができるように、曲調はMy Bloody Valentine + The Velvet Undergroundのような感じだ。

CD化にあたり、1曲目の曲名が変更されていた。

当初は"Dropping Bombs On The White House"であったが、"Bring Me The Head of Paul McCartney on Heather Mill's Wooden Peg"に変更されている。

911の同時多発テロのこともあり、「ホワイトハウスに爆弾投下」は不味い響きがある(変更後も不味いような)

BJMのリーダーであるアントン・ニューコム(Anton Newcombe)は自身のブログで現職のブッシュ大統領とイラク戦争を痛烈に批判していることから、一曲目にこのタイトルを持ってきたのも分かる。

曲名問題はさておき、本作はBJMの最高傑作とも言える出来栄えだと思う。

これまでにない程、サイケで黒くドロドロしていて、色々な楽器の音色が聞こえ、明らかにBrian Jonesの魂を受け継いでいる。

中でも"We Are The Niggers Of The World"という曲では、BJM風クラッシク音楽に挑戦している。

心無しか、The Rolling Stonesの"Paint It Black"に似ているような感じもする。

また、本作を聴く際には、アイスランドで制作されたPVも一緒に鑑賞したい。

個人的に面白いと思ったのは、"Infinite Wisdom Tooth / My Last Night In Bed With You"のPVだ。

演奏しながら、物を壊したり、落としたり、火を付けたりしているシーンを巻き戻すことにより、破壊された物が再生していくかのような感じがする。