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2008年3月16日日曜日
Record Review - My Bloody Underground / The Brian Jonestown Massacre
ついにThe Brian Jonestown Massacre (以後BJM)の新作がCD化される。
「CD化」というのも本作はTorrentにて無料で配信されている。http://www.torrentbox.com/torrent_details?id=128225
そのため、購入する必要も無いのだが、ファンとしては今後の活動を願い、CDを購入して金銭的な援助がしたい。
新作の名前は"My Bloody Underground"である。
このタイトルからも察することができるように、曲調はMy Bloody Valentine + The Velvet Undergroundのような感じだ。
CD化にあたり、1曲目の曲名が変更されていた。
当初は"Dropping Bombs On The White House"であったが、"Bring Me The Head of Paul McCartney on Heather Mill's Wooden Peg"に変更されている。
911の同時多発テロのこともあり、「ホワイトハウスに爆弾投下」は不味い響きがある(変更後も不味いような)
BJMのリーダーであるアントン・ニューコム(Anton Newcombe)は自身のブログで現職のブッシュ大統領とイラク戦争を痛烈に批判していることから、一曲目にこのタイトルを持ってきたのも分かる。
曲名問題はさておき、本作はBJMの最高傑作とも言える出来栄えだと思う。
これまでにない程、サイケで黒くドロドロしていて、色々な楽器の音色が聞こえ、明らかにBrian Jonesの魂を受け継いでいる。
中でも"We Are The Niggers Of The World"という曲では、BJM風クラッシク音楽に挑戦している。
心無しか、The Rolling Stonesの"Paint It Black"に似ているような感じもする。
また、本作を聴く際には、アイスランドで制作されたPVも一緒に鑑賞したい。
個人的に面白いと思ったのは、"Infinite Wisdom Tooth / My Last Night In Bed With You"のPVだ。
演奏しながら、物を壊したり、落としたり、火を付けたりしているシーンを巻き戻すことにより、破壊された物が再生していくかのような感じがする。
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1 件のコメント:
CD化されるんですね。CDformatでも手に入れなくては。
それにしてもantonは変で面白くて天才ですね。
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